cinema | roughtab

Webディレクター/デザイナーtakasyiのシネマアーカイブ。単純に観た映画を覚えとく手段のひとつになるメモ書き程度のテキスト。休みの前の日に、夜中遅くまで映画観るのとかたまらんですよね。

10億分の1の男 / INTACTO

10億分の1の男4

2001年 / スペイン
監督:フアン・カルロス・フレスナディージョ
脚本:フアン・カルロス・フレスナディージョ / アンドレス・M・コッペル
出演:レオナルド・スバラグリア / ユウセビオ・ポンセラ / マックス・フォン・シドー / モニカ・ロペス / アントニオ・デチェント

強運人たちの映画。他の人を触っただけで『運が3上がった』とかになっちゃうんです。
というか「運」を賭けたり盗んだりできるっていう観点がいいです。
「おれ今日の朝女子高生のパンツ見ちった!!」っていうラッキーと「自販機に前の人の釣りが残ってた!!」っていうラッキーはどっちが強いのか。っていうのの命がけバージョンみたいな感じ。
デッカいカマキリみたいな虫が頭にとまったら勝ちとか森を走って木にぶつからないで走りきったら勝ちとかっていうゲームの妙な安っぽさもツボです。

21 グラム / 21 Grams

21 Grams4

2003年 / アメリカ
監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
脚本:ギジェルモ・アリアガ
出演:ショーン・ペン / ベニチオ・デル・トロ / ナオミ・ワッツ / シャルロット・ゲンズブール / メリッサ・レオ / ダニー・ヒューストン / クレア・デュヴァル

『アモーレス・ペロス』のとき同様に時間軸だとかの構成にどっぷりハマりました。細かいパズルをはめこんでく的な。だからポケーッと観てると良さが分からず終わってしまうタイプに属すると思うんですけど、扱ってるテーマがテーマだけにもう迫力ありまくりの演技ですよ。なんなんでしょうかあの演技は。あの叫びっぷりは。
印象に残ってるのは、ポールの妻がクリスティーナの家族一行と病院ですれ違うところ。
何が起こっても、何を背負ってても、それでも人生は続く。