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Webディレクター/デザイナーtakasyiのシネマアーカイブ。単純に観た映画を覚えとく手段のひとつになるメモ書き程度のテキスト。休みの前の日に、夜中遅くまで映画観るのとかたまらんですよね。

あの夏の子供たち / LE PERE DE MES ENFANTS

LE PERE DE MES ENFANTS

4

2009年 / フランス
監督:ミア・ハンセン=ラヴ
脚本:ミア・ハンセン=ラヴ
出演:キアラ・カゼッリ / ルイ=ド・ドゥ・ランクザン / アリス・ドゥ・ランクザン / アリス・ゴーティエ / エリック・エルモスニーノ / マネル・ドリス / イゴール・ハンセン=ラヴ / サンドリーヌ・デュマ / ドミニク・フロ / ジャムシェド・ウスマノフ

パリで映画製作会社ムーン・フィルムを経営するプロデューサーのグレゴワール。「携帯電話と結婚すれば?」と言い放たれそうなくらいの仕事人間なんだけど、週末に娘3人と妻と過ごす時間は大切にするお父さん。

そんな仕事と家族の様子が丁寧に交互に描かれる前半だが、いっこうに進まない撮影でかさむ製作費や多額の借金、未完成の映画も残したまま、思い詰めたグレゴワールは自殺してしまう。

そこから対照的に後半にかけて、どこか力強さも感じるかのように描かれていてる。「死は人生の数あるできごとのひとつ」と長女に話す奥さんシルヴィアの言動は特に必見。

そして最後に流れる「ケ・セラ・セラ」があまりにも印象的。ムーン・フィルムの事務所がカッコ良すぎる。

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ア行

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