ついにやってきました広島との天王山。3日前の天皇杯3回戦栃木SC戦で1失点はしたものの、公式戦6試合で1失点、リーグ戦では3試合連続無失点。守備が光ってるとは言え、2試合スコアレスドローで得失点差で広島に首位を明け渡しての大一番となりました。
ケガで今季初めてリーグ戦を欠場することになった兵藤に代わって優平、左サイドでは出場停止のドゥトラに代わり奈良輪、代表の欧州遠征から戻った学がラインナップ。ベンチには飯倉大樹も戻ってきました。
優勝の行方を左右する大一番に駆けつけた4万人近いサポーターが望むのは、ここ数試合の堅守っぷりと攻撃陣の奮起。特にセルビア戦、ベラルーシ戦と出番もなく不満も多かったであろう欧州遠征帰りの齋藤学には、3連勝中の広島の守備陣を切り裂くドリブルや電光石火のゴールを期待したいところ。
一瞬の判断ミスも許されない、ともにハイプレスで仕掛ける前半戦。好位置でボールを奪取したりセットプレーでチャンスが訪れるもゴールには及ばない。逆に石原に裏を突かれて榎本と1対1というビッグチャンスを与えるものの、好セーブでこれを阻止。試合を通して高パフォーマンスを見せていた榎本の貢献度は非常に高い。
後半10分、学が西川を破った。俊輔→奈良輪→学とで左サイドで起点を作り、マークについていた髙萩をいとも簡単に抜き去り、塩谷のスライディングも一瞬タイミングをずらしてかわし振りの速い右足一閃。実に学らしいゴールで約1ヶ月ぶりの先制点。
その後は猛攻を仕掛けてくる相手にやや受け身ともなる時間帯が多くなったものの、前半のビッグプレーで乗った榎本、安定した中澤・栗原の堅守が輝き続けて試合終了のホイッスル。広島から勝ち点3をもぎ取った。ミキッチと対峙していた奈良輪のプレーもほぼ完璧。気持ちも伝わる全力プレーの奈良輪最高でした。
2013 J1 第29節 横浜F・マリノス 1-0 サンフレッチェ広島
- 榎本哲也、小林祐三、栗原勇蔵、中澤佑二、奈良輪雄太、中町公祐、富澤清太郎、佐藤優平(82' 小椋祥平)、中村俊輔、齋藤学、マルキーニョス(93' 藤田祥史)
- 西川周作、塩谷司、千葉和彦、水本裕貴、ミキッチ(77' ファンソッコ)、青山敏弘、森崎和幸、清水航平(63' 山岸智)、石原直樹(77' 野津田岳人)、高萩洋次郎、佐藤寿人
- 得点者
- 55' 齋藤学(横浜F・マリノス)
- date
- 2013/10/19(Sat) 日産スタジアム 39,243人
学の決勝弾で天王山制してサイコーじゃ!! @ 日産スタジアム (International Stadium Yokohama) http://t.co/ifE28AQw40
— takasyi | roughtab (@takasyi) October 19, 2013
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