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Webディレクター/デザイナーtakasyiのウェブログ。日々の出来事や関心ごと・映画・写真・フットボール・Mac・Webデザインなどを中心に日本の片隅から細々と絶賛配信中。

ダニー・トレホ主演『マチェーテ』鑑賞

MACHETE

ロバート・ロドリゲスとイーサン・マニキスの2人の監督によるグロくてエロい超B級バイオレンスアクション映画で、2007年に公開された『グラインドハウス』(日本ではデス・プルーフ in グラインドハウスプラネット・テラー in グラインドハウスと2本に分かれて公開)にて上映された演出上のフェイク予告を、まるまる1本の長編映画として製作しちゃった『マチェーテ』。映画化が決まってから楽しみにしてたんですが、さっそく観てきました。

想像以上の完成度

MACHETE 2

マチェーテとは“ナタ"という意味なんだけど、それを振り回すのはロバート・ロドリゲスに「すごい顔の持ち主だから彼しかいない」と呼ばれる主演の強面男優ダニー・トレホ。冒頭からそりゃもう飛ばしまくりで、結論から言うとむちゃくちゃ面白かった。グラインドハウスからの演出の流れもあるだろうけど、久々に“映画”ってこういうものなんだなぁ〜、と感じて鼻息荒く観れた1本でした。

どーせ下品でキモくて好き勝手に暴れ回っちゃってるだけでしょ?と思うなかれ、メキシコとの国境沿いで起きてる不法移民や人種差別などの社会背景に対しての政治的メッセージもあって、映画として重要な役割も果たしている。

最高のエロさ

MACHETE 3

キャスティングの時点でもうヤバさは伝わってくるけど、キャストがそれぞれで最高のパフォーマンスを発揮してると感じる映画もそうない。ダニー・トレホの存在感は言わずもがな、ロバート・デ・ニーロのかわいいウサギ跳び、極悪麻薬王のスティーヴン・セガールなどを見れるのは後にも先にもマチェーテだけだろう。

そして触れるべきはやっぱりロバート・ロドリゲスが作り出すエロさ。なぜあそこまでエロくなってしまうのか。いや、エロさエロさって言ってるけど、おねえちゃんの裸がどうのこうのとかじゃなく(全裸もたくさん出てくるけど)、看護師やシスターがマシンガンぶっ放してたり、全編を通して垣間見るセクシーなジェシカ・アルバ、リーダーとして登場した時のミシェル・ロドリゲス、変態一家のブースファミリーなどなど盛りだくさん。

とはいえ、次々に首が吹っ飛んだりとか目の前でショットガンぶっ放しちゃったりとか、銃を持ってる手をぶった切ってそれで撃っちゃったりとか、腸をえぐり出してロープ代わりに下の階へ行っちゃったりとか特徴的なスプラッターも全開。

初デートにはオススメしないけど、ちょっと映画デートに飽きちゃってるカップルには未知のアトラクションというところでオススメかもしれないマジで。

MACHETE 3

唯一残念だったのはプログラムが販売されてなかったことくらいかな。

category

Movie

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