なんだかスゲー騒がれよーじゃないのか、パトは。セリエAの規定で2008年によーやくピッチに立つことのできたパト。ベルルスコーニは「カカ、ロナウド、パトのセレソントライアングルは見物だからぜひぜひ見てくれたまえ」みたいなことを言ってたみたいだが、結果的にまぁそーなったねぇ。全体的に観客動員が毎年減るセリエAなんだけども、観客も7万越えて。パト効果で2〜3万ってとこ！？
さっそくパトのゴールか！？のシーンが訪れるが、ロナウドのシュートがゴールラインを割ってた判定で持ち越し。ロナウドのシュートに見せかけたパスがフリーのパトに通り、シュート→イェッツォ→こぼれる→ロナウド→パト→シュート→イェッツォ→セードルフゴールでまたまたパトのゴールは持ち越し。せっかく前線で見応えのあるアタックをしかけてても、ボネーラ、カラーゼらが危なっかしい守備をしちゃって、パトパトうっせーなちきしょーと燃えてたに違いないラベッシからソサのゴール、ドミッツィのPKとすぐさま追いつかれるおもろい展開の前半。
だけども後半すぐにセードルフのクロスにロナウドがすいっとマークを外し頭で擦ってゴール。3-2。スコアこそまだ1点差だったが、この失点でナポリ意気消沈。ファバッリのパスから続いてカカが見事な右足ミドルをゴール左隅に突き刺し4-2。するとその5分後には最終ラインからファバッリのフィードに抜け出したパトが今度はきっちり決めてデビュー戦でセリエA初ゴール。やっちゃうかねぇ。サンシーロで420分ゴールがなく、決してチームの状況は良いものとは言えないミランで、相手が曲者ナポリっつう中でやいやい騒いでパトがデビューして、得点シーンにも多く絡み、自らのゴールまでも。まぁやっぱり持ってるもんがあるんだろうとは思うが。忘れちゃいけないのは、パトのゴールに繋がったフィードを出したのは、ラツィオの元カピターノのジュゼッペ・ファバッリさんということです。ずいぶんとヒゲをたくわえましたなー。
Milan 5-2 Napoli
- ジーダ、ボネーラ、ネスタ、カラーゼ、マルディーニ(46' ファバッリ)、アンブロジーニ、ピルロ(81' グルキュフ)、セードルフ、カカ、アレシャンドレ・パト、ロナウド(68' エメルソン)
- イェッツォ、ドミッツィ、パオロ・カンナヴバーロ、ガリチュ、クーピ、サヴィーニ(70' カッパレッラ)、ボッリャチーノ(60' モンテルヴィーノ)、ハムシク(77' ダッラ・ボーナ)、ガルガーノ、ラベッシ、ソサ
- 得点者
- 15' ロナウド(MIL)、25' ソサ(NAP)、31' セードルフ(MIL)、38' ドミッツィ(NAP)、46' ロナウド(MIL)、68' カカ(MIL)、74' アレシャンドレ・パト(MIL)
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